せわしない日常

超個人的、日常雑記のブログです。

 ダンナの実家に置いてあった着物

3連休に田舎に行って、保管してもらっていた私の着物を引き取ってきました。
預けっぱなしにしていた私も・・大概いい加減でありますが(反省)。

それにしても・・ほとんど忘れていたのですが、こんなに不良債権だったとは。
気分は、サゲサゲ↓
まず訪問着。上の娘のお宮参りの時、電話で母から一方的にやっぱりお宮参りには着物よ!着物作ったからねといわれ、えーー!と驚いた私に、色はピンクだと告げられ、
またもやえーー!、ピンクだけは嫌だと思ったけど、もう作ったからといわれ、えーえ
ー!という状況でした。
そして私はこの年(50代)になった今、絶対もう着れないよ、薄紅ピンクの着物なんて・・。
いや、お宮参りの時も実は嫌だったんだけどね。でも波風立てたくないし、せっかく作ってくれたのだから・・と着た覚えが。別に身内以外の人が見るわけでもないし、と。
その上御丁寧に、羽織までもピンクで。(どこの、パー子だ?)ピンクのグラデーション。目がチカチカする。

ばあちゃん(ダンナのお母さん)の訪問着もタンスにあって「持って行ってもいいよ」とも言われ、そのシックな色合いに、
ああ、いいなぁ。今の私でも十分着れそう・・とちょっとフラフラ来ましたが、
流石に頂くのは気が引けて、引きだしに戻しました。

そして存在ごと忘れていたけど、私の長襦袢がありました。
わぁ、あったんだと喜んだのもつかの間・・えーーっと、サイズが小さいのです。母のより、もっと。
今借りている母の長襦袢でも小さくて、着付けの先生から、衣文が抜きにくいけどガンバッテ!と励まされている位なのに、
ソレ以上小さいなんて、無理・・。(体を持って行って無いから、しょうがないのでしょうが・・。)
そして、半衿が汚れたままでした。って、それ汚したのは私だけど(反省)。
にしても、その半衿の縫いつけ方が間違ってました。これでは衿芯が内側に入らない。そして、なぜ白の刺繍の半衿なんだろう?留め袖じゃあるまいし。(母のフリーダムさに、頭を抱える。着物が派手だったから、半襟を地味にしたのだろうけど、なんか変。)

他には、普段着的な着物がありまして。アンサンブルで。(今、アンサンブル(同じ柄の着物と羽織のセット)は流行らないようです。でもこれ私のタンスに、3つ目のアンサンブル(藁)。しかもこれは、素材が違うから、他のと合わすこともできないし。)
そして帯が・・袋帯って・・ソコはフツー、名古屋だろ!と、思わず叫んでしまった。
ウチの母は、自分で着ないから、わからないんじゃないかと思います。

そんなわけで、
ウキウキと引き取って来たけど、
ピンクの訪問着に、ピンクの羽織、小さい長襦袢
金糸の袋帯(これは、伯母(母の姉)から頂いた結婚祝い。)。
普段着のアンサンブル(着物と羽織)と、普段着の袋帯
このラインナップでは、他の着物に合わせることができるわけでもなく・・ただタンスの引き出しをぎゅうぎゅうと、埋めただけでした。

使える着物が少ない・・。タンスだけはいっぱいになったけど。
そりゃ、作ってもらっててこんなことを言うのはナンですが。
何故か微妙にサイズが合わないし(基本にしている私のサイズが変なのかも。ちゃんとサイズを測ってもらった覚えがあるのは振り袖だけだし。)色の好みを聞いてもらえたのは、20歳の時に作った振り袖と小紋だけだし。

どしたらええんじゃろ・・。
1つ1つ解決していくしかないわー。いちいち直し賃が、染め変えが、染み抜きが・・。