せわしない日常

超個人的、日常雑記のブログです。

 どっちがもったいないかなぁ

マイブームとしての着物、続いてます。
着付け教室も、もう後半戦。留袖に奮闘してます。
売り込みに辟易しながらも、いろんな呉服屋回って、必要なものも揃えたし。
(まあ、一番ありがたかったのは、やっぱ顧問先の呉服屋さんだけど。)

そういえば、この前友達に言われたこの言葉ショックだった。
「ええ?私なんか、母の着物関係、全部処分したよ。」
ええ?処分・・処分ですか?
処分て・・処分・・(しつこい)。

「だって、置く所もないし。10年ぐらいしかもたないし。着ることもないし。
何かあったときだって、借りた方が楽じゃない。」

ううっ。言い返す言葉がありませんでした。
確かに、最近の私、タンス買ったし(ヤフオクで4万弱のですが)、古い着物を1着洗いに出して胴裏替えて・・5万は、しました。(しかも、1枚で済まないし)
新しい着物の誘惑勧誘クエストを、一生けん命バタバタ蹴散らしているけど、やっぱ出て行くお金、パねぇ。

(10年しかもたないという所には、反論したいが、そこはお手入れが必要な話だからなぁ・・。)
着る機会もないし。着物姿で、自転車乗れないし(笑)。

でも私、そんなドライに割り切れない!!
着物・・着物良いよぅ。
そんなわけで、着付け教室に通い出したということなのです。

それにしても、そうして自身が着物に親しんで来ると、
今度は、母と着物への関わりと言うか、そんなものが鼻についてしかたなくなってきたのでありました。

うちの母は、勝負服=着物というようにとらえているようで、
ここぞとばかり豪華。でも、1〜2回しか着て無いし。なのに留袖3着もあるって・・。そして訪問着、付け下げ。
帯が妙に少ない。(留袖には、私の振り袖の帯を使ってたのかな?帯フェチの私としては、ここ、かなり不満。)沁みがついたらそのままほったらかしなのも不満。クリーニングもあんまり出さないし。干してはいたけど、手入れがイマイチ(自分もそういう所あるから、あまり言えない。その矢は、自分に返ってくる(笑)。)。似たような色の帯締めと帯上げが山のようにある。
そして、なんか呉服屋にでもノせられたのか、大島がしつけ付きで3着もあって・・これを見た時はあまりのもったいなさに憤死しそうになった。
そうなんです、一番の問題は、うちの母、自分で着れないヒトなんです。着せてもらうか、見て喜ぶタイプ。

なのに、これは・・。
一言で言うと、「もったいなさすぎ!!」

ああ・・でも。
何をもって、もったいないなのかな?見限った方が、以後メンテのお金もいらないし、本当は楽だったりして。
なんだかもう、もったいないがゲシュタルト崩壊起こしそうです。