せわしない日常

超個人的、日常雑記のブログです。

 武士の家計簿

なんとなく興味ひかれてたら、たまたまよく行くスーパーで懸賞あって、応募したらチケット当たって・・という流れ。
そしてそれ以上に、友達と映画を観に行くというクエスト(最近ダンナと子ども以外の人と、観に行ったことなかったかも・・)があり、
誘って、OK出て、時間調べて、劇場決めて、待ち合わせして、、などという手順がやたら大変に感じた(笑)。慣れてないから。
でも何とか、お昼まで食べて(決まんなくて、ウロウロひきまわしてごめんなさい)クエスト終了!(そして笑再び)

この映画、監督があの”家族ゲーム”の森田芳光さんなのですね。(私の印象としては、やっぱり家族ゲームは衝撃でしたし)
こういうの描かせると、天下一品!と思う。
つけられた家計簿の数字から、どう映画にしようという気持ちになったのかしらとか、どうやってこの物語を編み出して来たのかしらとか、
そして、お家の存続という大命題で、伝えて行くものが何かとか、数字もモトをたどれば人なんだなとか、
いろいろ感動部分がありました。
家計簿見ただけで、泣けはしないと思うけど、やっぱり映像は飛び道具だなぁと。(昔、伊坂さんの本&DVD「実験4号後藤を待ちながら」を読んで観た時に、思った印象 再び)
フツーの映画とは、また違った作りだと思います。(だから、面白かった?と聞かれた時、ちょっと答えに困りました(^^;。)
淡々として繋いでいく日常に、何か失くしてしまったものを感じて立ち竦むような、そんな気持ちと
でもやはり今も変わらない親子とか夫婦間の想いに、安堵しつつも。

でもホント、親子って・・
老いて弱った親に、あの時は許せよ、、と言われてもワタシは複雑でしたがね・・。
でもやっぱり伝えて行く(続いていく)巨大なものの前に、1人1人は脆弱で、無力なのかなー とも思いますけどね。