せわしない日常

超個人的、日常雑記のブログです。

 変な共通項

昨日、村上春樹短編集読んでて、
品川猿を読んでいた。奇譚集も持っているから、もう何度目位かなぁ。いつ読んでも、不思議な話。
カウンセリングの本質をついていると絶賛されたり、そんなもんじゃない全然わかって無いと酷い扱い受けたり、
でもすべては、物事の裏表のような気もして。別にハルキさんは、カウンセリングというのは、こういうもんなんですよ・・とこの小説を書いたわけでもあるまいに(^^;。
私は、カウンセリングがこういうものだと面白いのに、と思ったが・・。
何を感じるかは、ある程度は受け手次第であって。ハルキさんが深読みの文学って言われてしまうのも、ソコゆえなのかもしれないけど。

それと、下の子が今「西遊記」を読んでいて、
孫悟空の事がよく会話に出てくる。この猿も、なかなかすごい。
子どもの素朴な疑問(たとえば三蔵法師は、いつも悪者の方にコロっと騙されて孫悟空の事を信じてやらないのは、何故?とか。三蔵法師って人を見る目ないのに、どこが偉いの?とか。)が、結構面白い。

伊坂さんの、SOSの猿ってのもあったね。 なんか今、頭の中に猿がいっぱいいる。