人形劇 たいらじょう「毛皮のマリー」
何の予備知識のないまま、誘われて見に行きました。
随分前にチケット手に入れて、大事に持っていたのに、よりによって当日台風直撃かよ・・と一度は諦めかけたのですが、
台風が思ったより早く去って、何の心配も無く見に行くことができました。
不思議な人形劇でした。
あるいみ人間版より生々しくなく、でもあるいみ人間版より濃い気がする。
多分ワタシは人間版を見たとしたら（想像ですが）、お話の前段階にあるその異質な雰囲気への嫌悪感が先に立って、
こんなにもお話が胸に迫ってこなかったと思うな。
だから人形劇で、良かったと思う。
人間の倒錯した、でも内面にあるいろんな感情が一気に押し寄せて、、
寂しさに押しつぶされそうになります。
それにしても、平常（たいら じょう）さんって人はすごいですね。
一人で人形から何から演じ分けているのですが、見ていてしんどいほどです。・・・だから終わって椅子から立ち上がろうと思った時、立ち上がれなかったよ(^^;。
ああ疲れたっ。ホンマに疲れました。
