最近よく思い出すこと

あっというまに今年も終わりそう。振り返れば、ほんと何なのよ！というくらいの１年でした。
しかもいろんなことが解決して無いし。

個人的には、特に何事も無く、変化も無く、進展もなく。
（お葬式や法事に走り回ることも無いのは幸いでしたが）
でも私は３月１５日に東京に戻って来て、駅に降り立った時の風景（そして自分の心境）を忘れることが出来ません。
私の乗っていた新幹線は、同じ車両におじさんと私の二人しか乗ってませんでした。ガラガラ・・。
そして東京から西日本へと脱出するホームにごった返している人々。
どうみても、ココ危ない、、と自分の中の危険信号が、ピコンピコン言ってるのを振り切るように、
人波を逆行して歩き出す・・。

そして、在来線が計画停電で某駅以西運休するとかいう話だったので、歩くつもりで気合が入っていました。
カバンの中には、電池と懐中電灯。
結果的には、動いていたのですけど、その時の悲壮な覚悟を忘れることはないです。
家に帰れば今度は食糧調達が・・（以下略）。

でもたかが、東京の話。
もっと悲壮な覚悟で日々に向かっている（いた）人はまだたくさんいる（いた）と思うのです。

でも、いつのまにかそんなことが無かったかのような日常が流れているのです。
不思議です。（でも忘れることは無いのです。）